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2025.08.01
ブログ
開業医の成功に直結する!患者様目線で考える立地選びの秘訣
開業医としての第一歩をどこで踏み出すか——それは経営の成否を大きく左右する要素です。特に群馬県のように地域性が強く、生活スタイルや交通事情が都市部と異なるエリアでは、「患者様目線」で立地を選ぶことが極めて重要です。
本記事では、駅近、商業施設、住宅地の3つの立地パターンを比較し、それぞれのメリット・デメリットを踏まえた「成功する立地選びの秘訣」を解説します。
目次
駅近クリニックの特徴:利便性は高いが競争も激しい
駅近での開業は、一見すると通勤客や通学中の層を狙える魅力的な立地です。徒歩圏内に多くの人が行き交うため、新規患者様の獲得には向いています。また、認知度の向上もしやすく、看板効果も大きいです。
メリット
- 通勤・通学者の利用が見込める
- 通行量・看板効果により認知度向上に有利
- 公共交通でのアクセスが良い
デメリット
- 駅近は住宅地に比べて地代・家賃が高め
- 通勤・通学客は医療利用より利便性重視の受診者が中心となる可能性がある
- 医療機関の集中によって競合が多く、差別化が難しい
- 公共交通利用が主流のため、駐車スペース確保は困難かつ高額で供給も限られる
群馬県のような車社会では、駅近の利便性よりも駐車場の有無の方が患者様の来院動機に直結することも少なくありません。
商業施設内クリニック:集客力は高いが「ついで利用」が中心
大型商業施設や大型ドラッグストア内にあるクリニックも人気の立地です。買い物ついでに来院する患者様が多く、初診のハードルが下がりやすいという特徴があります。
メリット
- 便利・低価格で来院促進につながる
- 管理業務や清掃等のサポートが受けられるケースも
- 患者様の待ち時間に施設利用可能
デメリット
- 診療時間に制約があることも(施設の営業時間と連動)
- 家賃や設備維持費が大きく、施設運営の影響を受けやすい。
- 地域医療との連携・リピート率の維持が課題
患者様との関係性が「一見さん」で終わってしまうリスクもあるため、リピート戦略や地域密着型の運営方針が求められます。
住宅地内クリニック:地域密着で安定経営を目指すならここ
郊外の住宅地は、高齢者やファミリー層が多く、慢性疾患の患者様の定期通院が期待できる立地です。特に群馬県では自動車でのアクセスが前提となるため、駅近よりも駐車場の広さやアクセス道路の利便性が重視されます。
メリット
- 固定患者様の獲得がしやすい
- 地元の方々との信頼関係を築きやすい
- 比較的家賃が抑えられる
デメリット
- 認知に時間がかかる
- 周辺人口の増減に影響されやすい
- 夜間・休日診療には不向きな立地も
今後の少子高齢化に備え、「かかりつけ医」として地域住民と長くつながるビジョンがあるならば、住宅地での開業が安定経営につながるでしょう。
患者様目線+地域特性をセットで考える
群馬県やその周辺で開業を考える医師にとって重要なのは、「立地そのものの魅力」だけではなく、「どんな患者様に、どう利用してもらうか」という視点を持つことです。
- 駅近=利便性重視の通勤層
- 商業施設=買い物ついでの軽症者や予防目的の層が中心
- 住宅地=慢性疾患や高齢者層との信頼関係重視
立地選びは「誰に来てもらいたいか」というビジョンから逆算することで、失敗を防ぎ、安定した経営基盤を築くことができます。
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投稿者プロフィール-
開業医支援センターの代表税理士、医業経営コンサルタントの向田と申します。約15年間で50件以上のクリニックの開業と経営支援をサポートしてきた実績を活かし、ドクター皆様のお役に立ちたいと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
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